自民党の国民にお金を出さない“緊縮財政”のせいで、数十年後日本が滅ぶことが確定に
あまえびの政治・経済解説コーナー、本日は週末ということで、特に皆に知っておいて欲しい
今の自民党・菅政権がすすめている『緊縮財政』が、如何に最悪な政策なのかという知識を
共有していってもらいたいと思います。
緊縮財政とは「政府支出の削減や増税といった手段で政府の財政を均衡させる試みのこと」。
日本はこの考え方を基盤にした政治・政策を20年以上も続けてきました。
結果、日本のGDPは落ち、経済成長をまるでしない歪んだ国家となり、
一昔前には下に見ていた、中国や韓国、インドといった「日本よりお金のない国」といった
イメージの諸外国に、経済面でどんどん抜かされている状態。
まだ勘違いしている日本人多いですが、もはや日本は先進国とは呼べなくなる一歩手前ですよ。
発展途上国入りに片足を突っ込んでいる状態なんです。
印象やイメージの話でなく、数字の話で、です。20年に渡るデータがそう示しています。
過去20年間で、日本の政治、主に安倍政権時代の自民党ですが、
如何にとんでもないことをしでかしてしまったか。
下記が主要国2019年のGDP(国内総生産。その国で生み出されたモノやサービスの付加価値)と
政府支出(公的需要。国民にお金を出した額)を、比較したデータです。
縦軸が政府の支出が何倍になっていったか、
横軸がGDPが何倍になっていったかを示すもの。
グラフで見て分かる通り、政府支出を増やした国ほど、GDPが伸びています。
わかりやすく言うと、政府が国民にどんどんお金を出したり、
減税して国民からお金を取らない国ほど、どんどん経済成長しています。
日本に注目してください。
ぶっちぎりの最下位です。
未だに自民党は金のない中、頑張っている、それなりに出していると言ってる人いますが、
勘違いですよ。安倍さんや菅さんは嘘をつけても、数字は嘘をつけません。
日本政府は過去20年間、他国と比較して、まるで国民にお金を出してきていないんです。
デフレで総需要が減っている国ほど、政府支出を増やさなければいけないというのが
経済における基本で、アメリカじゃ高校の教科書にも載っている、
高校生でも知っているレベルの話です。
ところが日本政府は20年間真逆を続けました。
デフレで総需要が減っている国で、政府支出をギリギリまで絞ったのです。
当然、上記グラフのような結果になります。
ちなみにこのデータに中国は入っていません。
中国を入れるとグラフを突き抜けるほど、別格に国民にお金を出してきていて
枠内に収まりきれないからです。
当然、今や世界トップの経済大国アメリカに追いつきそうな結果になります。
下記グラフがその比較の結果です。
緑の一番上がアメリカ。
青が中国、赤が日本です。
1990年、グラフの一番左端を見てください。
アメリカ、次いで日本、この頃の好景気の日本はこのままいくと
アメリカにGDPが追いついてしまうのでは?という勢い。
中国なんて、視野にも入らないゴミみたいなGDPでした。
ところがグラフを左へゆっくり見ていくと…この通り、
かつてゴミみたいに下にいた中国に、日本は抜かれたのです。
1997年から経済成長がピタリと止まった日本、ここが緊縮財政の始まりです。
逆に日本と真逆の積極財政を続けた中国、2010年でついに日本を抜き去りました。
追いつかれまいと順調に経済成長を続けるアメリカも勿論、積極財政、
減税したり、国民にお金を給付する政府支出を増やし続けています。
もう一度グラフを見てください。
現時点で日本と中国についた差は、かつて日本がアメリカに追いつきそう、
中国ははるか下にいたときの差より、開きが大きいのです。
はっきり言うと、緊縮財政を続ける限り、
日本がもう一度中国の上にいくことは絶望的です。
まだ問題があります。
このGDPの伸び率、アメリカより中国の方が速いのです。
アメリカは毎年3%程度の成長、中国はその倍の6%程度の成長。
そして日本は1%程度すらの成長もできていません。
このままでいくと、およそ2030年頃には、アメリカと中国のGDPは僅差まで迫ります。
そしてその頃の日本のGDPは、アメリカと中国のGDPと比較して5分の1程度、
その10年後には、なんと10分1にまで差は開きます。
この10分の1という数字の重大性。
つまり日本は、このまま2040年を迎える頃には、自国の10倍の経済規模を持つ、
共産党独裁国家の脅威に直面することになります。
ご存知の方は多いと思います、現在の中国のウイグル人問題。
これ「ウイグル人、かわいそう」と思っていられるの、今のうちだけかもと
考えている日本人は少ないと思います。
他人事じゃないんです、2040年にはこのウイグル人が日本人になっている可能性、
ないわけじゃないって状況になりつつあるんです、今の日本は。
数字とデータがそう示しているのです。
なぜそんなことに?
緊縮財政のせいです。
誰のせい?
自民党・菅政権のせいです。
どうすればいい?
中国やアメリカと同じく、国民にどんどんお金出して経済回す
積極財政に切り替えるだけで解決します。
既に原因も解決方法もハッキリしているんです。
もう10年以上前からハッキリしていたんです。
だから多くの野党議員や経済学者が何度も何度も、政府はもっと金を出せ、
緊縮財政やめろって訴えてきたんです。
でも、「お金を使いすぎたら、日本の財政が破綻する」という政府の嘘を
信じる人の方が多かった。だからこんな状態になっています。
何度でも言いますが、政府の赤字は国民の黒字、政府の借金は国民の資産、
日本政府は自国通貨発行権を持っているので、いくらお金を刷って国民に配っても、
自分で自分に借金をしている理屈なので、100%財政破綻しないようになっています。
配りすぎるとインフレになる、そういったときに調整するためにあるのが税金です。
市場から増えすぎたお金を抜くシステムです。
そもそも日本は国民から集めた税金を再分配するだけで、
日本経済回してなんかいませんからね。
現状でも日本経済の基盤を支えているのは、殆ど自国通貨建て国債で、
大雑把に言えば、消費税廃止して国民から税金を1円も取らなくても、
とりあえず日本の経済は回ります。
そうできているからです。
政府はその事実を説明してくれませんが。
そうできているという証拠データは、財務省や日銀の公式ページに掲載されているので
信じられないという人は、その目で確認してみてください。
最近はこの事実に気づく国民も増えました。
これが10年前なら大嘘つきと話も聞いてもらえない状態でしたが、
ネットの普及やYoutube、SNSの発展で、多くの事実が見えるようになってきました。
この流れを止めようと、緊縮財政下で恩恵を受けている大企業の息のかかった自称経済学者さんや
評論家さんが、必死に「日本の財政は破綻する」「国の借金は国民の増税で返さなければいけない」と
まだ嘘ついて頑張っていますが、信じちゃダメですよ。
東大出てても、マサチューセッツ大学出てても、
頭の良い人たちは自分の利益を守るために嘘をつくんです。
財政破綻論の本を出している経済学者や大学の先生などは、今さら破綻しないという
事実を認めるわけにもいかず、嘘をつき続ける以外、道がありませんから。
だって認めたら、教えを受けた学生や、本を買って信じた人たちから批判殺到するの見えてるでしょ。
長々と小難しい文章で「というわけで借金は返さないと日本は破綻する」という
トピックが最近必死な勢いで増えてますが、全部嘘です。
そこは断言できるので、そういったトピック見つけたらコメント欄にURL貼っといてください。
嘘を暴いてやります。
だって、迷惑ですよ。
嘘を信じる=日本滅亡への道が見えてしまっているわけですから。
別に嘘つきとか責める気ないですし、今までずっと間違ってたの?と煽る気もないですから
せめて黙っていてくれと。
とりあえず今日のところは、緊縮財政は今の日本にとって、最悪の政策!
国はとっとと金を出すか、消費税廃止するなりの大幅減税すべき!
という事実を共有しておいてください。
それでは、また! ⎛´・ω・`⎞y─┛~~~oΟ◯